熊野 選抜高校野球 21世紀枠推薦、木本に伝達 牟婁地区初 三重

【21世紀枠の推薦校に選ばれた野球部キャプテンの植中君(中央)、川邊監督(左から2人目)ら=木本高で】

【熊野】来春の第91回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の推薦校に選ばれた三重県立木本高(熊野市木本町)への伝達式が13日、同校であった。県高野連によると、牟婁地区から推薦校が選ばれるのは初めて。

式では、県高野連の鈴木達哉会長が大森雅彦校長に表彰状を手渡し、「これまでの地道な活動と精進された成果に対して深く敬意を表する」と激励した。

同校の野球部員は1年生11人、2年生12人。グラウンドはラグビー部とサッカー部と共有している。ネットに向かってバッティングするなど、限られた環境の中で練習しているが、秋の県大会ではベスト8に進んだ。

少子高齢化が進む地域で工夫しながら取り組んでいる▽卒業生が地元に残り少年野球チームのコーチなどに携わっている▽限られた練習時間や球場まで遠いといった条件を克服して取り組んでいる―などが推薦の理由という。

キャプテンの2年植中慎太郎君(17)は「短い時間の中で一つ一つ工夫して練習に取り組んでいる。選んでいただいてうれしい」と話した。

川邊優治監督(25)は「地域の方にも応援していただいており、うれしい気持ちでいっぱい。強いチームから少ないチャンスをものにできるように、短い練習の中で集中して取り組んでいきたい」と語った。

21世紀枠の出場校は3校。年内に東海地区高野連が4県の推薦校の中から1校を選び、12月14日に発表する。その後、来年1月25日の選考委員会で全国9地区の候補校から3校が選ばれる。