健康で文化的な生活の「会費」 鈴鹿大で税務署長が講演会 三重

【岩田署長(右)の話を聞く学生ら=鈴鹿市郡山町の鈴鹿大学で】

【鈴鹿】税を考える週間(11―17日)にちなんだ税務講演会が13日、三重県鈴鹿市郡山町の鈴鹿大学であり、鈴鹿税務署の岩田猛署長が「くらしを支える税」をテーマに講義した。

岩田署長は税金を「私たちが健康で文化的な生活をおくるための『会費』」と説明。「国は税金で支えられている」と話し、少子高齢化で財政赤字が拡大すると「公的サービスの水準低下や世代間の不公平などにつながる」と指摘し、「これからはみなさんの時代。どうやって日本を再建していくのか、興味を持ってもらいたい」と呼び掛けた。

ほかにも、国税庁の取り組みとして悪質な脱税者を摘発する査察部の仕事を動画で紹介したり、消費税率が10%になった場合の食品の扱いについて「非常に複雑で難しい」と説明した。

こども教育学部1年の17人が受講。鈴山祐基さん(18)=津市柳山津興=は「税金のことだけでなく、国税庁の仕事などにも興味が深まった」と話していた。