信綱「心の花」の資料紹介 鈴鹿の記念館 歌集や短冊76点展示 三重

【「心の花」の歴史や関連する歌人を紹介する資料の数々=鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱記念館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市はこのほど、同市石薬師町の佐佐木信綱記念館で特別展「信綱と『心の花』の歌人たち」を開き、信綱(1872―1963年)が中心となって創刊した短歌雑誌「心の花」に焦点を当てた資料計76点を展示した。12月16日まで。入館無料。

明治31年の「心の花」創刊号をはじめ、初展示となる明治37年2月に撮影された信綱の父弘綱の門下、橘糸重と大塚楠緒子、信綱の妻雪子と長女綱子の写真、少年期の信綱に作歌を指導した歌人高崎正風の短冊など貴重な資料の数々で、「心の花」が近代以降の短歌に及ぼした影響や「心の花」でつながる歌人14人を紹介している。

来館者先着500人に展示内容を解説した図録を無料配布する。

関連イベントとして17日午前10時半から、12月8日午後2時半からの2回、学芸員による展示解説がある。所要時間は40分程度。いずれも申し込み不要、参加無料。

問い合わせは同館=電話059(374)3140=へ。