明野高がグローバルGAP取得 三重県内初、安全な茶生産で認証

鈴木英敬三重県の知事は12日のぶら下がり会見で、県立明野高校(伊勢市小俣町明野)が農業生産工程管理の国際規格「グローバルGAP」の認証を県内で初めて米で取得したと発表した。グローバルGAPの認証を取得した農業高校は全国で10校目。

グローバルGAPは2年後の東京五輪・パラリンピックで提供される農産物の調達基準となっており、県が認証取得を推進してきた。同校は今年3月にGAPの国内版「JGAP」の認証を茶で取得し、米でのグローバルGAPの認証取得に取り組んだ。

9月12日に審査を受け、今月8日に同校へ認証登録証明書が届いた。今後は東京五輪に向けて、県の首都圏営業拠点「三重テラス」(東京)で生産した米を試験販売し、売れ行きや客層を調査する。本年度中に茶で国際基準「アジアGAP」の認証取得も目指す。

鈴木知事は県内初のグローバルGAPの認証取得につながった理由を「生徒が熱心に取り組む姿が評価された。早くから学校を挙げて応援したのが大きい」と説明。「安全で安心な農産物の生産を深く考え、これからの社会を担う力を身に付けてほしい」と述べた。