合唱コン 津高音楽部が全国2位 三重県初の快挙

【鈴木知事らに合唱を披露する津高音楽部の生徒ら=三重県庁で】

長野県で10月に開かれた全日本合唱コンクール全国大会で2位の県知事賞に輝いた三重県立津高(津市)音楽部の生徒らが12日、三重県庁で鈴木英敬知事に「努力が成果につながり、感無量です」と喜びを語った。

津高音楽部は8月に県文化会館大ホールであった県合唱コンクールで金賞となり、9月に愛知県豊田市内で開かれた中部大会に進出。中部大会では上位2位に入り、全国大会への出場権を得た。

全国大会は32人以下で編成される「Aグループ」に出場し、14校のうち5校が金賞。うち津高音楽部は文部科学大臣賞に選ばれた清泉女学院高(神奈川県)に次いで高い評価の長野県知事賞となった。

創部69年の津高音楽部は1―3年の29人で構成。中部大会は〝常連校〟だが、全国大会への出場は今回が初めてだった。県内の高校が全国大会で知事賞以上を受けるのも初めてという。

この日は2、3年の生徒ら104人が県庁を訪問し、コンクールの課題曲「アニュス・デイ」を鈴木知事らに披露。前橋有紗部長は「たくさんの人に支えてもらったことが結果につながった」と振り返った。

津高の卒業生で音楽部に所属していた前葉泰幸津市長も同席。「今世紀最大の快挙。決してまぐれではなく、中部大会への出場を続ける中で養われた実力だと思う。後輩たちに感謝している」と語った。

鈴木知事は「絶対に全国大会に行くという執念が実ったのだと思う。成功体験を大切に歩んでほしい」と激励。廣田恵子教育長は「迫力と美しさが相まって素晴らしかった」と合唱の感想を語った。