女性への暴力防止を 三重県内で啓発運動始まる

【DV相談啓発用のティッシュを受け取る女性(右)=伊勢市岩渕2丁目で】

内閣府が定める「女性に対する暴力をなくす運動」期間が12日から始まり、伊勢市岩渕二丁目の近鉄宇治山田駅前など三重県内23カ所で県職員らがDVや性犯罪などの防止を訴えた。職員らは全国共通の相談窓口の連絡先が載った啓発用ポケットティッシュを通勤、通学客らに配った。運動期間は25日まで。

同駅前では、県や市、津地方法務局の職員や伊勢署員計8人が参加し、啓発ティッシュ約800個を通勤・通学客らに手渡した。啓発活動は県内各地で今後も続き、期間内に全体で約1万5、6千個の啓発ティッシュを配る。

県によると、昨年度、県や市などに寄せられたDV被害相談件数は843件。大半は女性という。殴られる▽突き飛ばされる▽大声でどなられる▽無視される▽性的な行為の強要▽ポルノ画像を見させる▽子どもの面前での配偶者への暴力―などの相談があった。

DV被害相談は相談件数全体の25・5%を占め、相談内容としては最多。DV相談は全国共通ダイヤル=電話0570(0)55210=へ。