KYB製品 伊勢総合病院、交換を要請 市検証、最大地震には堪える 三重

【伊勢】KYBと子会社のカヤバシステムマシナリーが免震・制震ダンパーの検査データを改ざんした問題で、三重県の伊勢市は8日、来年1月に開院する新市立伊勢総合病院(同市楠部町)に使われていたKYB製のオイルダンパーの検証結果を発表した。国が定める地震動レベル2(最大規模の地震)に堪えられるが、同社に製品の交換を要請した。

市によると、同病院の免震オイルダンパーは20基。検査記録データが両社になかったため、改ざんの有無は確認できなかった。

市は新病院の設計を担当した安井建築設計事務所(大阪市)と建設を担当した清水建設(東京)に構造解析を求め、地震動レベル2の検証結果を得た。国が求める第三者機関からの検証も実施し、地震動レベル2の保証を再度得た。

ただ、市は検査記録データが改ざんされていないダンパーとの交換を両社に要求。2年以内の交換を見込み、新病院の開院には間に合わないという。