成年後見人制度考える 鈴鹿でシンポ 権利擁護、事例を紹介 三重

【事例を挙げながら成年後見人制度について説明する渡辺理事長=鈴鹿市飯野寺家町の市文化会館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市飯野寺家町の市文化会館で6日、「平成30年度同市権利擁護シンポジウム 事例でわかる成年後見人制度」があり、基調講演やパネルディスカッションで同制度への理解を深めた。鈴鹿地域包括支援センター、同市社会福祉協議会が主催。

基調講演はNPO法人東濃成年後見センターの渡辺哲雄理事長が、日常生活のどのような場面で成年後見人制度が必要になるのか、後見人でしか救えないケースと制度により想定外の制限を受けたケースについて、具体的な事例を挙げて分かりやすく説明。「後見人でないと解決できないことはあるが、そのために起こることを十分考える必要がある」と話した。

パネルディスカッションでは県介護支援専門員協会鈴鹿支部の山本裕一さん、市民生委員児童委員協議会連合会の佐野由美子さん、市後見サポートセンターみらいの真弓和人さん、市内暁郵便局長の小石川巧史さんら4人が登壇。「地域における権利擁護の担い手について」をテーマにそれぞれの立場で意見を述べ、地域で連携して生活弱者を守ることの必要性を話した。

会場には市民や福祉職員など約200人が参加し、熱心に話を聞いていた。