鈴鹿の女性トップ3氏が経験談 女性活躍推進へ、市が初のサミット 三重

【それぞれの意見を述べる(左から)田中会頭、末松市長、中道教育長=鈴鹿市神戸2丁目の男女共同参画センターで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は3日、同市神戸2丁目の同市男女共同参画センターで「女性活躍推進サミットin SUZUKA」を初開催。末松則子市長(47)、田中彩子鈴鹿商議所会頭(68)、中道公子市教育長(58)の3人が、それぞれの生き方を振り返り、未来の鈴鹿市への思いについて意見交換した。

市は全国で唯一、市と教育委員会、商議所のトップが全員女性のまちであることから、3人がそれぞれの経験を語ることで女性活躍推進につなげるのが狙い。「SUZUKA女性活躍推進連携会議」の取り組みの一環。

田中会頭は「4人の子どもを育てながらの経営は、やらねばならないという強い思いがあったからこそ」、末松市長は「父親も反対した政治家の道に背中を押したのは、当時子どもたちが通う保育園の先生や母親たちの存在」、中道教育長は「自分らしい指導を大切にすることが、子どもたちの良さを引き出すことにつながることを学んだ」とそれぞれの経験談を語り、3人は「仕事をする上で『女性だから』と思ったことはないし、あまり感じない」と口をそろえた。

また未来の鈴鹿市に向け、田中会頭は「鈴鹿らしい地域包括ケアシステムの構築が地方創生に結びつく」、末松市長は「あらゆる世代が鈴鹿で頑張れる環境づくりを進める」、中道教育長は「子どもたちが自分らしく生きる力を身につけるよう取り組む」と述べた。

市民を中心とした135人が参加。桑名市の会社員近藤英子さん(51)は「『自分がやらなきゃ』という強い意志が大切なのだと思った。一人で活躍しているわけではなく、後ろで支える人たちの応援があることを知った」と話していた。

末松市長は平成23年5月、田中会頭は同28年11月、中道教育長は同29年4月にそれぞれ就任した。