JR大谷踏切拡幅、年度内にも着手 津市

【津】前葉泰幸津市長は2日の定例記者会見で、津駅北側を東西に結ぶ市道上浜大谷町第一号線のJR大谷踏切を拡幅する工事を年度内にも始めると発表した。車一台分ほどだった幅を広げて対面通行できるようにする。6年後の供用開始を目指す。

市によると、大谷踏切の幅を2.5メートルから11メートルに広げ、幅6.5メートルの車道と幅3メートルの歩道を設ける。JRと並行する近鉄の架道橋の高さ制限も現在の2.4メートルから3メートルに拡大。これまで通ることができなかった救急車が通行できるようになる。

本年度中に線路内の分岐器を移設する工事を始め、道路工事に向けた用地買収に着手する。2年後には道路と踏切の拡幅を始め、5年後には工事を完成させる。総事業費は約25億円を見込み、うち約12億円は市の負担。残る約13億円は国の交付金で賄う。

前葉市長は「津駅に一番近い踏切が幅2.5メートルで非常に通りにくい状態。なんとしても解消しなければならない」と強調。工事完了後は「中勢バイパスの交通量がますます増える。西側から東側に抜けるルートとしても使いやすくなる」と述べた。

工事の開始により、2020年度の終わりごろから通行止めとなる。歩行者の通行止めは23年度の秋頃まで続く見通し。