鈴鹿署 池の他殺体、窃盗容疑で逮捕 元同僚男性を聴取へ 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿署は1日、窃盗(自転車盗)の疑いで、愛知県名古屋市西区山木一丁目、無職与後茂樹容疑者(48)を逮捕した。与後容疑者は先月1日に鈴鹿市内の池で遺体で見つかった男性の元同僚。県警は男性の事件について与後容疑者が経緯を知っているとみて、事情を聴く方針。

逮捕容疑は9月30日午後5時ごろから10月1日午後2時45分ごろまでの間に、名古屋中川区万場一丁目の被害者方など、市内3カ所で自転車3台を盗んだ疑い。「身に覚えがない」と容疑を否認している。

鈴鹿市では先月1日、同市石垣三丁目の池で、大阪市出身の住所、職業不詳牟田義一さん(41)の遺体が見つかる事件があり、頭や胸などを中心に数十カ所の傷があったことから県警は殺人事件として調べている。

捜査関係者によると、牟田さんは四日市市内の建設会社で働いていたが、9月20日に乗用車で外出後、行方が分からなくなった。車は10月1日に名古屋市中川区で発見。車内から牟田さんの血痕が付着したたばこの吸い殻が見つかっており、採取された唾液のDNA型が与後容疑者と一致した。付近の防犯カメラには与後容疑者が映っていたという。

殺人事件の捜査過程で与後容疑者の窃盗容疑が発覚。県警は名古屋市内に牟田さんが使用していた車が乗り捨てられていたことから、与後容疑者が逃走用の足として自転車を盗んだとみており、事件について事情を聞く。