外交官は「人間力」大切 鈴鹿高で村林さん講演 三重

【外務省の仕事について話す村林さん=鈴鹿市庄野町の私立鈴鹿高校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市庄野町の私立鈴鹿高校で31日、外務省高校講座「三重県から世界へ!外務省の仕事」があり、伊勢市出身の同省職員村林弘文さん(58)が1、2年生計230人を前に、外交官としての経験談や高校時代にやっておくことなどについて話した。キャリア教育の一環。

村林さんは「国際的な公的の仕事に就きたい」と昭和58年に入省。外交官として最初の勤務地、フィリピンでは三井物産マニラ支店長誘拐事件、平成12年のパキスタンではアフガン攻撃の経験などがあり、現在は同省研修所指導官代行を務める。

村林さんは外務省の仕事について「一言で言えば国益の追求。外交は国と国の関係だが、結局は人と人がやること。語学力、専門知識だけでなく、人間として述べたの魅力『人間力』が大切」と述べたほか、高校時代にやっておくこととして、国際情勢や海外に関心を抱くこと、継続的な語学の勉強などを挙げた。

最後に「日本を代表して外国の人たちと接するのはやりがいがある仕事。この道を選んだことに後悔はない」と締めくくった。

2年生の竹森のえみさん(17)は「将来の夢は外国で働くことなので、今できる勉強法など具体的な話が聞けてよかった」と話していた。