養殖アマゴ受精作業 熊野の赤倉水産、140万粒採卵 三重

【アマゴのオスの精子をメスの卵にかて受精卵にする中平社長(右)ら=熊野市育生町赤倉で】

【熊野】三重県熊野市育生町赤倉のアマゴ養殖業「赤倉水産」で31日、アマゴの採卵と受精作業が始まった。

赤倉水産では、近くの尾川川の水を引いた水槽で約6万匹のアマゴを養殖している。

中平孝之社長(71)らは2年間育てたメスのアマゴからオレンジ色の卵を取り出し容器に入れると、精子をかけて受精卵にした。

1匹からの採卵は約1800粒。採卵と授精作業は11月10日まで続く予定で、800匹から140万粒を採卵する。

中平社長によると、アマゴの卵は食用としても人気で、70万粒は冷凍保存して和歌山や奈良のホテルや旅館などに出荷する。もう半分は、水槽で40日かけてふ化させ、稚魚を半年から1年半かけて育てて、漁協、旅館やホテルなどに出荷する。