70歳以上に「あんしんカード」 志摩市が配布へ 持病や服用薬、連絡先を記入 三重

【志摩市が70歳以上の高齢者世帯に配布する救急医療情報キット=市役所で】

【志摩】三重県志摩市は市内に在住する70歳以上の高齢者世帯を対象に持病や服用している薬、緊急時の連絡先などを記入する「あんしんカード」を配布する。救急隊員が患者の情報を得やすくするのが狙い。カードは救急医療情報キットと呼ばれるボトルに保管し、目のつきやすい場所に置く。市は災害時に紛失しないよう冷蔵庫の中を保管場所に推奨しており、早ければ来月中旬から配布する。

市の高齢化率は9月末現在、38・35パーセントで県内で8番目に高い。高齢者は急に体調を崩したり、けがをしたりしやすいため、キットの配布を決めた。対象世帯は約6500世帯を見込む。県内では津、四日市、伊勢、伊賀市などが同様の取り組みをしているという。

カードにはかかりつけの病院やアレルギー、ペースメーカーの使用などの注意点を記入し、保険証やお薬手帳のコピーなどを同封する。救急隊員にキットがあることを示すため、玄関先や冷蔵庫の扉などに、専用のシールを貼ってアピールする。