東海版ミシュラン発行へ 来春にも、日本法人 三重県知事「PRに活用したい」

【鈴木知事(中央)にミシュランガイドの東海版を発行すると発表する伊東部長とミシュランマン=三重県庁で】

タイヤーメーカー、日本ミシュランタイヤ(東京)の幹部らが24日、三重県庁を訪れ、飲食店やレストラン、宿泊施設の格付け本「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」を発行すると鈴木英敬知事に報告した。来春に発行予定で、国内22エリア目。東海3県を対象とするミシュランガイドの発行は初となる。

ミシュランガイドは1900年にフランスで創刊。タイヤの修理方法などを解説するドライバー向けの冊子を制作したのが始まりで、現在は世界の29カ国で発行している。調査員が匿名で店を訪れて料理の味などを評価することで知られる。

国内では11年前に「ミシュランガイド東京2008」を発売したのを皮切りに、大阪や福岡などで発行。東海3県のガイドを発行する詳細な時期や掲載する店舗などは不明だが、高級店だけでなく身近な店舗も紹介するという。昨秋から本格的に調査している。

ミシュランガイド事業部の伊東孝泰事業開発担当部長や「ミシュランマン」が県庁を訪問。伊東部長は県内に鈴鹿サーキットがあることから「タイヤメーカーとしても三重は非常に重要な地域。我々のタイヤを付け、ガイドを手に巡ってもらいたい」と話した。

鈴木知事は「発行が決まったことを大変うれしく思う。我々としてもPRに活用したい」と歓迎。「三重は食も売りだが、自然や文化でも多くの魅力があることをミシュランガイドで伝えてもらえたらと思う」とし、外国語版の発行も提案していた。