尾鷲の三木里海水浴場 住民らが流木で竜制作 三重

【流木で竜を制作する住民=尾鷲市三木里町の三木里海水浴場で】

【尾鷲】三重県尾鷲市三木里町の三木里海水浴場で、地元住民らが流れ着いた流木で竜を制作している。制作者の1人、岡崎豊さん(56)は「流木アートが地域活性化の起爆剤になれば」と話している。

同海水浴場には、台風21号と24号の影響でたくさんの流木が流れ着いた。同町の地域おこし協力隊の藤井友美さん(39)は「流木を使ってイベントを企画できないか」と住民に提案。岡崎さんらは頭部に使っている約5メートルの大木を見て竜の制作を思いついた。

竜は全長約30メートル。住民らは意見を出し合いイメージ図を描き、今月8日から土日を利用して主に8人で制作。針金を使用し、木の曲がりや反りを生かして、木を組み合わせている。目は黒いブイを使った。

同市出身で愛知県西尾市から訪れた川村早苗さん(57)は「流木で迫力のある竜を作ってすごい。市全体のPRにもなると思う」と笑顔だった。

28日には同海水浴場で「三木里ビーチ・エコプロジェクト」が開かれ、清掃活動や流木を使った雑貨作り体験などを実施する。竜は同日に完成予定という。

藤井さんは「三木里海水浴場に訪れる人が年々減っている。海水浴シーズンが終わっても訪れてもらえるようなイベントを企画して、地域を盛り上げていきたい」と話す。