地域福祉の増進を 大同生命厚生事業団 三重県内1人、1団体に助成金

【贈呈状を受け取った矢野さん(右から2人目)、川村代表(同3人目)=津市栄町の大同生命三重支社津営業所で】

【津】大同生命厚生事業団(本部・大阪市西区)による本年度の「地域保健福祉研究助成」「シニアボランティア活動助成」(伊勢新聞社後援)の三重県内分贈呈式が22日、津市栄町の大同生命三重支社津営業所であり、県保健環境研究所主査研究員の矢野拓弥さん(45)と東員町を拠点に活動するアマチュア劇団「劇団員弁川」(川村光男代表)に贈呈状が手渡された。

大同生命を母体とする同事業団が昭和49年の設立以来毎年、健康と公共の福祉の増進を目的に募集し今年度分は全国263件の応募のうち130件に決定。県内では計6件の応募の中から地域保健福祉研究1件に30万円、シニアボランティア活動1件に8万円の助成が決まった。

贈呈式では同支社の武藤高広支社長が「皆さまが地域に密着し研究や活動をすることで発展や向上が図られる。助成を活用し一層活動を進めて」とあいさつし2人に贈呈状を手渡した。矢野さんは自身の研究について「コロナウイルス感染症は全国規模の調査が実施されておらず詳細な流行動態の究明が困難。遺伝子検査で症例を蓄積し地域医療の質の向上となるよう助成金を活用したい」と謝辞した。

川村代表(81)は地域の敬老会などで人情劇を披露する活動を紹介し「年間約30カ所に出向いており照明や大道具も自分らで持ち込んでいる。助成で老朽化したアンプ一式を買い換え、続けられる限り続けたい」と述べた。