「灯台ワールドサミット」 志摩で来月10、11日開催 西洋式建設150年、観光資源化へ 三重

【大王埼灯台(志摩市提供)=同市大王町波切で】

【志摩】市内に参観灯台がある三重県志摩市などは来月10、11日の両日、灯台ワールドサミット(実行委員会主催)を開催する。明治元年に西洋式灯台の建設が国内で始まり、今年で150年の節目を迎えるのを受けた企画。灯台の歴史などに詳しい研究者が講演する。

サミットの狙いは参観灯台の観光資源化。同市によると、市内の安乗埼灯台(同市阿児町安乗)と大王埼(同市大王町波切)をはじめ、全国の15市町に16の参観灯台があり、2つあるのは同市だけという。

サミットには15市町のうち、同市、千葉県銚子市、静岡県御前崎市、島根県出雲市の市長が出席する。初日の10日には志摩市阿児町神明の阿児アリーナで式典があり、日本近代建築史に詳しい東京工業大学の藤岡洋保名誉教授ら識者3人が講演する。4市長や灯台専門フリーペーパー「灯台どうだい?」の不動まゆう編集長らによるパネルディスカッションもある。

11日は参加者が大王埼灯台周辺を散策するオプショナルツアーを開催し、同市の参観灯台の魅力に触れる。サミットは今後も開催する方針で、来年は銚子市が開催地になる予定。