三重県知事「制度化は来年以降」 福祉や子育て 鈴鹿市長と意見交換

【鈴木知事との1対1対談で市の現状を説明する末松市長(左)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】鈴木英敬三重県知事と末松則子鈴鹿市長の一対一対談が22日、鈴鹿市役所であり、「鈴鹿市版『途切れのない支援』システムに向けて」をテーマに、福祉や子育ての連携に関する3項目で意見交換した。

対談は知事と全市町長でつくる「県と市町の地域づくり連携・協働協議会」の事業で8年目。各市町からの意見を元に、来年度の県予算編成に反映させる。

末松市長は不登校対策や集団適応検診など市の現状を説明。県の「子ども基金」を活用し、特別支援保育事業の充実に向けた保育士や支援員確保のために補助金の創設を提案した。

鈴木知事は「制度化や配置基準の見直しは来年度以降に検討する」との考えを示すとともに、「県保育士・保育所支援センターでの潜在保育士の職場復帰に向けた取り組みとして、職業紹介できる体制作りを今年中に整える」と答えた。

来年4月に県鈴鹿庁舎に開所する「鈴鹿児童相談所(仮称)」については、鈴木知事が「市との連携が必要」と協力を求めた。

最後に末松市長が、現在は主に知的障害を対象に受け入れている県立杉の子特別支援学校での肢体障害児の受け入れを要望。鈴木知事は「状態に応じて個別に協議していく」と答えた。