次郎柿の出荷始まる 多気町の特産、豊作

【次郎柿の出荷作業=多気町四神田のJA多気郡共同選果場で】

【多気郡】多気町特産の次郎柿の出荷がこのほど、同町四神田のJA多気郡共同選果場で始まった。12月上旬まで続く。

次郎柿は歯ごたえが良く、甘みが強い甘柿の最高級品。同町の前川唯一氏が次郎柿の中に特別早く熟する枝を発見し、昭和32年に「前川次郎」と命名し、全国で栽培されるようになった。

同JAでは161戸が計約百ヘクタールで栽培し、県内最大の産地。四年前からタイに輸出し、今年は約20トンの予定。輸出用に真空パックに詰める包装機を導入した。

選果は果実同士ぶつからない落差ゼロの方式とカラーセンサー選別機を取り入れている。

同JAは「豊作で収量は650トンを見込み、平年の約500トンを上回る。糖度も乗り、上々の出来栄え」と話している。