南伊勢町 旅するチョウ、アサギマダラ飛来 住民が植えたフジバカマに 三重

【フジバカマの花蜜を吸うアサギマダラ=南伊勢町五ケ所浦で】

【度会郡】海を渡り旅をするチョウとして知られる「アサギマダラ」が三重県南伊勢町五ケ所浦に飛来し、フジバカマの花の周りを優雅に舞う姿を住民らが楽しんでいる。

アサギマダラは羽を広げると10センチほどで、薄青色のまだら模様が特徴。春に北上し、秋に南下して暖かい土地で越冬する。

同町の写真愛好家、小山三吉さん(68)=切原=と中西福生さん(68)=五ケ所浦は、写真撮影を目的にアサギマダラが好むキク科の植物、フジバカマの植樹を初めて企画。3月に五ケ所浦の畑に約30株を植えた。

9月上旬から花が咲き始め、今月4日にアサギマダラの飛来を確認。徐々にチョウの数が増え、多い時には約20匹が飛び回ったり、羽を休めて蜜を吸ったりして旅支度を調えている。

2人は「初めての試みだったのでアサギマダラが来るか心配だったが、飛来してからは毎日撮影している。今後もフジバカマを増やしていきたい」と話した。