優先課題や防災で訴え 明和町長選向け公開討論会 出馬予定の3氏論戦 三重

【討論する(左から)中谷、辻井、世古口の3氏=明和町馬之上の同町中央公民館で】

【多気郡】「明和町町長選の公開討論会を開く会」(世古口文子代表)は16日夜、三重県明和町馬之上の同町中央公民館で来月の町長選に立候補を表明している新人3人を招いて公開討論会を開いた。約330人が参加し、それぞれの主張に耳を傾けた。

任期満了(12月11日)に伴う町長選は11月13日告示、同18日投開票。3期目の中井幸充町長(71)は健康上の理由から今期で引退する。町長選にはこれまでに元同町教育委員会事務局こども課長の世古口哲哉氏(51)=同町大淀甲=と、元同町議会議長の辻井成人氏(61)=同町馬之上=、元同町防災企画課長の中谷英樹氏(59)=同町佐田=(50音順)が立候補を表明している。

四日市大学の松井真理子副学長が司会を務め、町の優先課題▽子育て▽高齢者▽防災減災▽観光―をテーマに意見を戦わせた。

世古口氏は「働く現役世代の先頭に立つ」「財政再建のため企業誘致をトップセールスし、ふるさと納税で使い道をプロジェクト化する。発展のかぎは子ども。人口が多くなれば税収アップにつながる」と訴えた。

辻井氏は「議員を2期足らず務め、議会で学び得たものを糧としていきたい。丁寧に話を聞いて伝え実行するサイクルを回す」「財政健全化へ聖域なき改革を進める。小学校区の再編成に取り組む」と述べた。

中谷氏は「防災企画課長として津波避難タワーの建設に携わり、6基のうち4基完成したが、たどり着くまでの道は迷路のようで狭く、地震ではブロック塀や屋根が散乱する。避難路確保を進める」と語った。