
【伊勢】コンビニ来店客のうち、聴覚障害や言語機能障害を持つ人との意思疎通を手助けしようと、三重県伊勢市は客とのやりとりを文字や絵で表したコミュニケーション支援ボードを作成した。市は11月中に市内62店舗のコンビニに配布する。コンビニを対象に支援ボードを配布する試みは県内初。
ボードはA4判表裏1枚で、状況に応じた27種類の対応を文字や絵で表現。「はい」か「いいえ」の簡単な意思疎通をはじめ、食事を温めるか、商品を全て一つのレジ袋にまとめていいかなど、客とのさまざまな会話を想定し、作られている。
市は今後、スーパーや個人商店などにも支援ボードの配布を検討している。