津・美杉町 渡りチョウ、アサギマダラ飛来 フジバカマが見頃 三重

【フジバカマ畑に飛来するアサギマダラ=津市美杉町下之川で】

【津】三重県津市美杉町下之川の女性でつくる「花の会」(松浦定美代表、会員11人)が同地区の仲山神社南側の休耕田で育てるフジバカマが見頃を迎えている。フジバカマを好む渡りチョウのアサギマダラが連日飛来してきており、多くの人を楽しませている。

同地区のフジバカマは同町太郎生での栽培に魅せられた松浦さん(70)らが下之川でも取り組もうと呼び掛け、60―70歳代の有志女性で一昨年に会を結成。会員所有の休耕田約500平方メートルに太郎生のグループから譲り受けた苗を植えた。最初は獣害で思うように根付かなかったが昨年は花が咲き、アサギマダラが飛来した。

今年は昨年の花を株分けし畑を2倍の約1000平方メートルに拡大。初夏に油かすをまき猛暑の中雑草取りに明け暮れた。今月上旬に花が咲き始め7日にアサギマダラが初飛来。16日はこれまでで最も多い飛来があり、羽を休めたり蜜を吸ったりしていた。

訪れた人は「これほどまとめて飛んでいるのはすごい」と花畑の散策を楽しんだ。松浦代表は「草取りのつらさは花が咲きチョウが来ると忘れてしまう。花は今月いっぱい見られるので多くの人に来てほしい」と話した。