学校「職場体験は重要」 企業「PRの機会ない」 鈴鹿市、地元就職で意見 三重

【「学生と地元企業のマッチング手法について」をテーマに意見交換する出席者ら=鈴鹿市神戸地子町の市労働福祉会館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は16日、同市地子町の市労働福祉会館で「平成30年度第一回同市雇用促進連携協議会」(会長・杉野浩二副市長)を開き、雇用と就職の問題点について協議した。

この日は23団体の代表が出席。「学生と地元企業のマッチング手法」をテーマに意見交換し、学校側からは「職場体験など生徒が実際に企業と接する機会を増やすことが重要」、企業側からは「学生に企業を紹介する機会がない」などの意見が出された。

市は具体的な取り組みとして、市内中小企業の魅力をPRするための「鈴鹿市版中小企業紹介パンフレット(仮称)」を2千部作成することを報告。現在作成中で、完成予定は来年3月。掲載予定企業数は公募の36社で、会社の概要や取り組み、主力商品や技術などを幅広く紹介するという。

最後に杉野会長が「目に見える形で成果を残すことが一つの使命。次年度に向けて取り組む」と締めくくった。

同協議会は少子高齢化社会に向けた若い世代の人材確保について官民が連携し、市の雇用施策の推進を図るため昨年5月に発足。行政と近隣高校や大学、地元企業など計27団体で構成する。