「日本食文化会議」実行委発足 伊勢など三重県内4市主会場 来年2月開催

【来年2月の日本食文化会議2019三重の開催に向け、実行委員会を立ち上げた松本代表(右端)ら=伊勢市岩渕1丁目で】

【伊勢】料理人や食文化の研究者、フードジャーナリストらでつくり、日本食文化の発展や継承に努める「日本食文化会議」(東京)は16日、来年2月に三重県内で開く「日本食文化会議2019三重」の実行委員会を立ち上げた。三重大会では、食に関するシンポジウムや雑煮と利き酒のイベントなどを予定している。

会議は平成28年11月に発足。食に関する約60人の識者が参加している。昨年は京都市内で第1回大会を開催。今年は松阪牛や伊勢茶など、多くの名産品を持つ県を開催地に選んだ。

三重大会は来年2月8日―11日、伊勢、松阪、鳥羽、志摩の4市を主会場に開く予定。開幕式に伊勢市、閉幕式に松阪市で日本食や三重の食文化をテーマにしたシンポジウムを開く。

また、「名家の雑煮」と呼ばれる日本を代表する5種類の雑煮と三重の地酒を楽しむイベントを開催。雑煮にはそれぞれ、アワビやクジラ、カモなどを入れる。県内には3、40種類の雑煮があるといい、多様な雑煮文化の解説なども企画している。

この日は、伊勢市岩渕一丁目のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で実行委員会の発足式があり、関係者約30人が出席。料理人兼食文化研究者の松本栄文代表(36)は「たくさんの識者の多角的な視点で三重の食の魅力を紹介していきたい」と話した。大会の開催に合わせ、来夏には広報誌「むすび」で三重特集号を組む。