傘鉾一行、町内を巡行 亀山の忍山神社 明治から続く伝統文化 三重

【忍山神社に到着した傘鉾巡行の一行=亀山市野村4丁目で】

【亀山】三重県亀山市野村地区の忍山神社傘鉾保存会(岡本公秀会長)は14日、明治の頃から継承している秋祭り「傘鉾巡行」を行った。

昭和27年に市の無形民俗文化財に指定された傘鉾巡行は、厄払いと家内安全、五穀豊穣を願う神事。

この日は、神鉾を先頭に、井崎武郎宮司や裃(かみしも)、白袴装束の氏子ら30人の一行が、竹で作った傘鉾に張り合わせた色紙「御幣」をちぎっては住民に手渡しながら京口門跡から忍山神社まで、町内約1キロを巡行した。

岡本会長は「先人から受け継ぐ伝統文化を絶やすことなく次世代につなげることが、保存会の使命です」と話していた。