伊勢 生産者ら蓮台寺柿の出荷報告 台風影響も「おいしくできた」 三重

【鈴木市長(左端)に蓮台寺柿の出荷などを報告する中澤部会長(中央)ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の特産で市天然記念物の「蓮台寺柿」の出荷が先月始まり、JA伊勢蓮台寺柿部会の生産者らが9日、伊勢市役所で鈴木健一市長に生産状況や販促活動への取り組みなどを報告した。

同部会の中澤利吉部会長(69)らが訪れ、台風21、22号などの影響で果実が落ちたり、風でこすれて傷むなどしたほか、害虫被害があったことを説明。収穫量は、当初の見込みより2割ほど少ない約130トンになるという。

また、11月に東京都の「三重テラス」で予定している受注販売など首都圏でのPR活動も紹介。規格外品を活用した干し柿「ひなたやけ」の需要が伸びていることや、熟練農家の栽培方法を若手に伝える取り組みも報告した。

中澤部会長は「今年は豊作を期待していたが、自然相手のことで仕方がない。夏の猛暑もあったが、生産者が頑張っておいしい柿になった。皆さんに食べてほしい」と話した。