津 「食事との相性楽しんで」 田崎氏が日本酒セミナー 三重

【日本酒の楽しみ方について話す田崎氏】

【津】ワインの国際的な審査会「ブリュッセル国際コンクール」の初の日本酒部門「SAKE selection」が11日から三重県鳥羽市で開幕するのを前に10日夜、日本ソムリエ協会会長の田崎真也氏(60)による日本酒セミナー「日本酒の愉(たの)しみ方」が津市内であり、約200人が聴講した。

同コンクールの前夜祭の一環で開催。田崎氏は古くから日本料理と飲み物の相性が「料理の邪魔をせず前に食べたものの味を流す」目的で考えられていたと指摘。世界ではワインと同様に日本酒と食事との相性を楽しむ傾向にあるとして「すしイコール日本酒ではなくタイならどの日本酒、マグロならどの日本酒と考えるのが相性」と述べた。

また「同じ酒が温度を変えることで風味が変わるのは日本酒ならでは」として純米酒などを料理によって提供する温度を変える楽しみ方を提案。「日本酒は食前酒でなく食中酒となったとき限りなく広がる。食中酒を楽しみおいしい感覚を共有しコミュニケーションすることが理想」と述べた。

講演後「三重の酒・食・器を愉しむ会」としてウエルカムパーティーがあり、鏡開きや県産酒の試飲会、忍者アトラクションなどに関係者約500人が出席した。