「されたい介護」全国大会で実演へ 明野高校、東海で2年連続最優秀

【全国コンテストに向けて練習する(左から)大林さん、梅村さん、長堂さん=伊勢市小俣町で】

岐阜県各務原市で8月にあった「高校生介護技術コンテスト」の東海地区大会で、県立明野高福祉科3年の梅村優衣さん(17)、大林愛菜さん(18)、長堂奈々花さん(17)が1位に当たる最優秀賞に同校として2年連続で輝いた。山口市で21日に開かれる全国大会に臨み「自分たちらしい介護を」と誓う。

コンテストでは課題に応じた介護を2人1組で実演する。競技時間は7分だが、円滑さだけでなく、要介護者とのコミュニケーションや自立を支援できているかなども採点される。介護の意図などを紹介する2分間のプレゼンテーションも審査対象だ。

明野高は梅村さんと大林さんが介護実技、文章の得意な長堂さんが説明を担当。介護福祉コースの3年生を対象に校内選考を実施した今年6月以降、ほぼ毎日、各大会の課題に取り組んできた。

東海大会の課題は視覚障害者の昇降など。階段を前に、首を振るなどしてちゅうちょした要介護者役の細かい動きを見逃さなかった梅村さんが「怖いですか。安心してください」と声を掛けた気配りなどが評価され、東海4県の代表に選ばれたという。

機転を利かせた梅村さんは「先生から、介護中はできるだけ利用者の顔を見るよう言われていた」と振り返り、東海大会連覇は「優勝するなんて思っていなかったのでびっくり」。全国大会に向けて「自分たちのテーマ『されたい介護』の通りに最後までできたら」と意気込んでいる。