
【鈴鹿】三重県鈴鹿市白子本町の勝速日神社(山下久夫宮司)で5日、F1チームや選手らの健闘を祈る「絵馬で優勝祈願」が始まった。レース観戦客が勝運の神を祭神とする同神社で絵馬を奉納する。7日まで。
鈴鹿サーキットで開幕したF1日本グランプリに合わせて実施。「勝」「速」「日」というモータースポーツを連想させる神社名の縁起の良さを生かして市の魅力を知ってもらう狙いで、7年目となる。
「交通安全」の文字に日本の国旗とチェッカーフラッグを描いた新作など、4種類の絵馬を用意した。デザインは、NPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会が考案した。
白子西町自治会の宮総代、内田一美さん(72)は「最近は土産品として持ち帰る人の方が多い。全国から参拝者が来てくれるようになったが、もっとたくさんの人に神社のことを知ってもらいたい」と話している。
新作の絵馬を買いに訪れた四日市市の男性(41)は「毎年楽しみにしている。F1にも行く」と話していた。