PST、松阪に本社移転 電源開発の最先端企業 電池パック新製品を初出荷 三重

【新製品のリチウムイオン電池パックの初出荷=松阪市上川町のパワーサプライテクノロジーで】

【松阪】電源開発・製造「パワーサプライテクノロジー」(山本英司社長)は3日、本社を東京都大田区から三重県松阪市上川町の松阪工場へ移転するとともに、同社開発のリチウムイオン電池パックの新製品を初出荷した。

同社は平成26年10月、パナソニックから電源事業を分割して設立した。nmsホールディングス(東京都新宿区)の子会社。

山本社長は「名前は変わったが、50年前から松阪で電源の設計、生産を続けてきた。リチウムイオン電池パックの生産拠点として松阪からグローバルに発信していきたい」とあいさつした。

竹上真人市長は「電気自動車の最先端で勝負している企業。大きな果実がある世界」「本社移転は大きな意味合いがある。いい人材がやって来る。法人市民税が全て松阪市に入る」と歓迎した。

初出荷した新製品は日産自動車のキャンピングカー「グランピングカー」で使う。車内のテレビやエアコン、冷蔵庫など電化製品の電源となり、1回の充電で3日間暮らせるという。