三重県内12商議所が知事に要望提言 人材育成や道路整備の促進を

【県内12の商工会議所会頭らが勢ぞろいした知事への要望・提言活動=三重県庁で】

三重県商工会議所連合会(岡本直之会長)は3日、鈴木英敬知事に対し、来年度県予算に向けた要望・提言活動を行った。若者の県内定着や人材育成、産業振興に必要な道路など社会基盤整備の推進などを求めた。

岡本会長はじめ県内12の商工会議所会頭らが出席し、知事と意見交換した。12会頭が一堂に会し、知事と面談するのは昨年に続き2回目。

要望・提言内容は、若者の県内定着、産業人材の育成▽産業・観光振興に必要な環境整備として、リニア中央新幹線や高速道路、港湾整備の促進▽中小企業などの経営改善、地域活性化に向けた会議所活動への支援―など。

岡本会長はあいさつで、「人手不足や事業承継、IT化など事業者によって課題はさまざまだが、経営指導を通じて個々の事業者を支援するのが商工会議所の役割。地域の企業が元気になることが地域活性化につながる」と強調。

その上で「財政状況は大変厳しいと思うが、地域が直面する課題に対し、必要な予算措置を講じてほしい」と述べた。

各会議所の会頭からも、道路や港湾整備、地域が抱えるさまざまな課題が挙げられた。

尾鷲商工会議所からは、中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地有効活用への支援が求められた。鈴木知事は「尾鷲市だけの問題ではない。県としても市と協力し、全力で取り組みたい」と語った。

四日市商工会議所から要請のあった四日市港整備については、鈴木知事は「観光や誘客の観点からも今後ますます重要になる。しっかり取り組みたい」と話した。