ゴマ栽培で農福連携 九鬼産業、鈴鹿で 事業所入所者ら収穫協力 三重

【大型コンバインと手作業でゴマを収穫する関係者ら=鈴鹿市西冨田町内で】

【鈴鹿】ごま油やすりごまなどゴマの加工品を扱う、九鬼産業(三重県四日市市尾上町、渡辺伸祐社長)は2日、鈴鹿市西冨田町内のモリファーム所有の畑約30アールでゴマの収穫をした。

同社は平成26年、国産ゴマの需要が高まる中、県と三十三総研(三重銀行)、県内のゴマ生産農業者25人、福祉事業所8所で、農福連携を推進する「三重県ごま産地化プロジェクト」を立ち上げ、津市や大紀町などの畑約20ヘクタールで、ゴマの栽培をしている。

本来ゴマの収穫は手作業だったが、効率をよくするため、三年前から大型コンバインを取り入れ、刈り残ったゴマのさやは、福祉事業所の通所者らが手作業で協力し、機械化体系と福祉事業所体系の両軸で行っている。

この日は、鈴鹿市内の福祉事業所「なごみ」と「ステップワークすずのね」から計6人が協力し、収穫作業を手伝った。同社開発部の藤澤英二次長(47)は「生産を通じて社会に奉仕する精神で、今後も取り組んでいきます」と話していた。