台風24号 三重県内で6人重軽傷 8万5000戸停電、交通機関も混乱

【落石で一時通行止めになった国道42号=熊野市で】

台風24号の通過に伴い、1日までに三重県内では男女6人が重軽傷を負った。最大約8万5千戸で停電が発生したほか、交通機関などでも混乱が続いた。

伊賀市によると、30日夜に同市内の自宅で屋根に登って作業をしていた40代男性が転落し、頭蓋骨と両手首を骨折する重傷を負った。木曽岬町でも、農機具小屋から転落した50代男性が左大腿骨を骨折する重傷で救急搬送された。

中部電力によると、30日午後11時を最大に志摩市や鈴鹿市、津市などで8万4990戸が停電し、1日午後6時現在、3280戸で停電が続いている。また関西電力管内では4920戸の停電が発生したが全て復旧した。

県によると、30日午後11時を最大に36万6553世帯113万6520人を対象に避難指示、避難勧告、避難準備情報が発令され、29市町で最大4577世帯6841人が避難した。道路は県管理国道や高速道路など最大70カ所で通行止めが発生。午後3時半現在、14カ所で通行止めが続いている。

交通機関はJRが関西線や紀勢線など一部区間を運休、伊勢鉄道や津エアポートラインなどが午前中の便を一部見合わせた。

学校は公立小中高など15校が休校▽12校が始業繰下▽8校が下校措置▽3校が代休とした。私立も2校が休校となった。

津地方気象台によると、前線を含む降り始めの29日午前9時からの雨量は多い順で大台宮川434・0ミリ▽尾鷲386・5ミリ▽御浜314・0ミリ―。熊野新鹿では30日夜に最大風速14・3メートル、最大瞬間風速29・7メートルで同地点の観測史上最高値を更新した。