亀山市 乗合タクシー運行開始 高齢者ら対象「安くて便利」 三重

【乗合タクシーを利用した松尾さん=亀山市若山町の特定目的地停留所「図書館」で】

【亀山】三重県亀山市は1日、市の施策、新たな公共交通体系の構築に向けた「乗合タクシー」の運行を開始した。9月30日現在、利用登録者は421人。

乗合タクシーは、満65歳以上で75歳未満の四輪運転免許証のない人▽満75歳以上▽運転免許証を自主返納した人▽心身的な理由により運転免許証の取得および運転ができない人―以上の対象者が利用できる制度。

利用者は、市内各地の地域停留所270カ所と公共施設やJR駅、医療や金融機関に設置した、特定目的地停留所142カ所を経路として利用する。乗車料金は、市内を3ゾーンに区分し、単独乗車の場合は走行距離に関わらず1ゾーン500円。2ゾーンにまたぐ場合は千円の負担となり、相乗りの場合は、1ゾーンに付き百円安くなる。

この日昼生地区の地域停留所「栄仙寺前」から特定目的地停留所「図書館」まで約6キロを利用した、同市下庄町の松尾義人さん(68)は「通常タクシーなら約2千円かかるところ、500円は安くて便利。これからも利用します」と話していた。