
【亀山】三重県の亀山市観光協会(黒田力男会長)は28日、同市関町木崎の市関支所で、「亀山市フィルムコミッション」の発足式を開き、委員長に同協会の副会長、伊藤峰子さんを含む委員15人を発表した。
同コミッションとは、市の知名度の向上と地域経済の活性化に向けて、市民と諸団体が連携し、国内外の映画やテレビ番組などの撮影、取材に対し、窓口を一本化しロケーションを誘致、協力する。
これまで亀山城跡をロケ地に、NHK大河ドラマ「巧名が辻」や関宿街道で撮った、テレビドラマ「リーダーズ2」など計21作品が市内各地で行われた。
発足式には櫻井義之市長や亀山商工会議所の岩佐憲治会頭ら関係者31人が出席した。
あいさつで伊藤委員長(62)は「普段見慣れた景色や建物、人々が映画やドラマの撮影により、亀山を再認識するきっかけとなり、認知度やイメージアップにつなげたい」と語った。