「尾鷲バーガー」販売 尾鷲高生と三重大生らが開発

【開発した3種類の尾鷲バーガーを販売する生徒たち=尾鷲市古戸野町の尾鷲高で】

【尾鷲】三重県立尾鷲高校情報ビジネス科の生徒6人と三重大の学生らが尾鷲市と紀北町で水揚げされる海産物を使った「尾鷲バーガー」を開発し、27日、同校の文化祭で販売した。

同地域の地場産業である水産業やかんきつ農業、林業の活性化に取り組む三重大学東紀州サテライトの事業と同校の授業の一環として「新商品開発プロジェクト」に取り組んだ。

開発したのはブリを照り焼きにした「ぶり照り」、マグロとジャガイモを使ってコロッケにした「マグころ」、ガスエビ(ヒゲナガエビ)とマカロニを使った「エビグラ」の3種類のバーガー。

同市林町の水産会社「尾鷲物産」の協力を得て、今年6月から商品開発に取り組んだ。生徒らは同社工場の視察やグループ討議などを通して、レシピの考案や価格の検討を重ねてきた。

試食会では、「マグロのパサパサした食感をなくすため、ジャガイモの量を減らしては」などと提案。提案を受けて同社が調理した。

この日は各25個ずつ販売して完売した。10月以降、月に一度同校の食堂で1つ300円(税込み)で販売する。

3年の小川翔さん(18)は「ブリ照りは、ブリ本来の味が出ていて気に入っている。魚が好きではない人でも食べられると思う」と胸を張る。

同事業に携わった東紀州サテライト産学官アドバイザーの山本浩和さんは「地元の企業や特産物について理解を深めることで郷土愛を育み、高校卒業後に地域外に出ても地元に帰ってきてもらいたい」と話した。