「シートベルト着用を」 事故の衝撃体験車で訴え 津で三重県警

【衝突体験ができる専用車両で説明を受ける参加者=津市の県警運転免許センターで】

【津】秋の全国交通安全運動(―30日)期間中に併せて、三重県警は26日、津市垂水の県警運転免許センターでシートベルト着用推進キャンペーンを開き、専用の体験車両などを使って、運転免許更新などで訪れた人々にシートベルト着用の必要性を訴えた。

県警によると、8月末現在の交通事故死者57人中四輪乗車中の事故死者は23人。うち15人はシートベルトを着用しておらず、着用していたら助かった可能性が高い人は10人いたという。またベルト非着用者のうち12人が65歳以上の高齢者だった。

全国平均のベルト着用率と比較しても県の着用率がワースト圏内にあることから、あらためて着用の徹底を呼び掛けようと、日本自動車連盟(JAF)三重支部と共催でキャンペーンを実施。時速5キロでの衝突を体験できる「シートベルトコンビンサー」や、反射材の有無で暗闇での見え方がどう変わるかを確認できる器材を通して着用の必要性を呼び掛けた。

家族の送迎で訪れたという東員町の女性(60)は「たった5キロであれほど衝撃があると思わなかった。ベルトはしないといけない」と話していた。