東京五輪 カナダAS連盟、三重県と協定 鈴鹿で事前キャンプ

【事前キャンプの協定を結んだ鈴木知事(右)とヒーリーCSO=三重県庁で】

三重県は26日、アーティスティックスイミング(AS)のカナダ代表が鈴鹿市内で東京五輪の事前キャンプを実施すると定めた協定を、カナダのAS連盟と結んだ。連盟のジュリー・ヒーリー担当執行役員が同日、県庁で鈴木英敬知事と協定書に署名した。

協定書は、県が選手らの練習場所として県営鈴鹿スポーツガーデン(鈴鹿市御薗町)の水泳場を提供し、宿泊費や食費、移動費を全額負担すると定める。カナダ代表は2年後の東京五輪に加え、来年のジャパンオープンでも同所で事前キャンプを実施する。

鈴木知事は昨年9月にカナダでヒーリー氏と面会し、県内の事前キャンプを働きかけていた。連盟幹部らが3月に鈴鹿スポーツガーデンを視察した後、県内での実施を決めた。県内での実施が決まった東京五輪の事前キャンプは、カナダの体操に続いて2例目。

鈴木知事は締結式で「オール三重でカナダを応援し、精いっぱいのおもてなしをしたい。県の素晴らしさに触れてもらいたい」とあいさつ。ヒーリー氏は「皆さんに練習を見に来てほしい。小中学校で子どもたちに刺激を与えることができれば」と語った。

ヒーリー氏は締結後の取材に、県内での事前キャンプを決めた理由を「最も大切だったのは施設の良さ。練習場所と宿泊施設が近いことや、皆さんの歓迎も決め手だった」と説明。「鈴木知事の奥さんがASの選手だったことも理由の一つ」と語った。