「津久井やまゆり園事件を忘れない」 津で集会、黙とうや議論

【津久井やまゆり園事件を忘れない集会inみえで主催者あいさつをする杉田宏委員長(中央)=津市大門の津センターパレスまん中広場で】

【津】三重県内の障害者支援施設や教員らでつくる「津久井やまゆり園事件を忘れない集会inみえ実行委員会」(杉田宏委員長)は22日、津市大門の津センターパレスまん中広場で、「第三回津久井やまゆり園事件を忘れない集会inみえ」を開いた。約30人が集まり、事件について話し合った。

集会は、平成28年7月26日に神奈川県相模原市の障害者支援施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が、優生思想や障害者差別の考えを持つ元職員に刺殺された事件の記憶を風化させないため、同年から毎年開催。今年で3回目。

参加者は、同事件の犠牲者に対して黙祷をしたり、容疑者はどんな考えをしていたのかを互いに話し合ったりした。

来賓の青木謙順県議は取材に、「とても痛ましい事件。犯人は優生思想の持ち主だったが、情報が多い時代だからこそ、学ぶものを選ぶ正しい判断力が必要」と語った。

主催者あいさつで杉田委員長は、「皆さん一人一人が内なる優生思想や内なる差別意識と向き合いながらこの集会を通じて津久井やまゆり園で起きた事件を考えていくことが大切」と話した。