亀山紅茶の香り楽しむ 地元高校生が入れ方学ぶ 三重

【紅茶のおいしい入れ方を指導する伊達エリンダさん(中央)=亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】

【亀山】三重県亀山市本町一丁目の県立亀山高校(上野修弘校長)で20日、紅茶の入れ方講習会があり、総合生活科3年生24人が亀山紅茶「べにほまれ」の香りを楽しみながら味わった。

急須に入れた3グラムの茶葉に、沸騰した200ミリリットルの湯を約3分間浸出した紅茶を味わった。氷を入れた冷たい紅茶と飲み比べもした。伊東美有さん(17)は「ストレートでも飲みやすかった。口に広がる渋みが大人の味」と話した。

亀山紅茶の生産、販売に取り組む茶生産農家団体「亀山kisekiの会」の伊達エリンダ幸江さん(65)ら3人が来場し「香りを楽しんでから味わって。渋いと感じたら、湯を多めにして」などと助言していた。

べにほまれは昭和26年、海外紅茶オークションで最高値を付け世界的にも注目を浴び、国産紅茶のトップブランドを築いたが、同46年の紅茶輸入の自由化に伴い、同市の茶生産農家は緑茶生産に転換した。

同団体は約50年間奇跡的に残っていた紅茶古木を復活させ、亀山のブランドとして亀山産最高級紅茶「天使の雫」を商品化し販売している。