三重県内票は石破氏に軍配 自民総裁選 県内国会議員も多数か

【自民党総裁選の開票作業に当たる県連の職員ら=津市桜橋2丁目で】

自民党総裁選は20日、国会議員の投開票と党員・党友票の開票があり、安倍晋三首相が石破茂元幹事長を破り、連続3選を果たした。一方、三重県内の党員・党友票は石破氏が4194票、安倍首相が3437票を獲得。6年前の前回総裁選に続き、石破氏が安倍首相を上回った。県内選出の国会議員による投票でも、石破氏が安倍首相を上回ったとみられる。

県連は1万2436人の党員・党友に投票用の往復はがきを発送。19日までに7654票が県連に届いた。うち有効票は7631票。投票率は61・55%で前回総裁選を2・6ポイント上回った。

この日午前10時半、津市桜橋2丁目の県連事務所で開業作業が始まり、県連の職員ら11人が有権者から届いた投票用はがきを候補者ごとに振り分けた。作業は午前11時50分に終了した。

国会議員らは党本部で投票。石破派(水月会)に所属し、推薦人を務めた田村憲久衆院議員(三重1区)は石破氏に投票し、川崎二郎衆院議員(三重2区)と吉川有美参院議員も石破氏に投票したとみられる。

一方、県連会長を務める三ツ矢憲生衆院議員(三重4区)は県内選出の国会議員で唯一、安倍首相に投票したとみられる。三ツ矢氏は総裁選で安倍首相を支持した岸田派(宏池会)に所属している。

三ツ矢氏に近い県南部の市議は取材に「三ツ矢氏は県連会長なので目立った活動は難しかったと思うが、三ツ矢氏の事務所からは安倍首相への投票を呼び掛ける電話があった」と明かした。