
【四日市】三重県四日市市西坂部町の市西老人福祉センター(北村伸生代表)で18日、恒例の「秋のカラオケ芸能大会」が開かれた。愛好者ら60人が日ごろの練習成果を披露した。
鈴木宗明さん(81)=同市西坂部町=は、40年ぶりの披露という「アロハオエ」をウクレレで弾き語り、歌仲間6人のフラダンスが舞台を盛り上げた。「歌っているときが一番幸せ」という須田昭子さん(69)=同市日永西=は、和服姿で水森かおりの「水に咲く花・支笏湖」を情感たっぷりに歌い上げた。
同センターは温泉とカラオケ、囲碁、将棋などを楽しめる施設で、市内と三重郡在住の高齢者らが、1日平均120人利用している。北村代表(62)は「介護予防にもつながるカラオケを通して、利用者同士の親睦だけでなく、職員との交流もより深まっています」と話していた。