不審物の正体はミカン 熊野の列車内で発見、処理班が出動

【段ボール箱が発見された列車=熊野市新鹿町のJR新鹿駅で】

【熊野】15日午後8時20分ごろ、熊野市新鹿町のJR新鹿駅に停車中の紀勢線の車両内(2両編成)の座席下から段ボール箱が発見された件で、熊野署は16日、中身はミカンだったと発表した。

県警の機動隊爆発物処理班が、ガムテープで止められていた段ボール箱の中身をX線で確認したところ、ミカンと判明した。

同署によると、御浜町の神志山駅に停車していた車両内に、女性が段ボール箱を置いて立ち去るのを乗客が目撃し、運転手が110番した。

付近の住民は一時、公民館に避難。新鹿駅の近くにある実家に帰省していた男性(53)=愛知県豊田市=は「避難してくださいという放送が流れたので逃げた。危険物としか聞いていなかったので何が何だかわからなかった」と話した。

JR東海は紀勢線賀田駅―熊野市駅間で運転を見合わせ、上下線計四本を部分運休し、約50人に影響した。