参院選、統一地方選へPR? 自民総裁演説会 三重県連「絶好の機会」

【約4000が来場した自民党総裁候補の演説会=津市北河路町で】

三重県津市北河路町の津市産業・スポーツセンター「サオリーナ」で16日に開かれた自民党総裁候補者の演説会。想定していた2000人の2倍に当たる約4000人(主催者発表)が来場したことで、県連では来年の統一地方選や参院選に向けてPRする「絶好の機会となった」(県連幹部)と期待を寄せた。

県総裁選管委員長の中森博文幹事長はあいさつで「総裁選の演説会は全国で4カ所。三重県が会場に選ばれたのは党が頑張らなければならない地域だから」と主張。「来年の統一地方選と参院選の勝利に向けたキックオフにしたい」と意気込んだ。

司会という大役に抜てきされたのは吉川有美参院議員。来夏の参院選での再選を目指す意向を示しており、事実上のお披露目の場となった。演説会では参院選について触れなかったものの、約1時間司会を務めたことで、約4000人にアピールした格好。演説会後は支持者との写真撮影に精力的に応じた。

演説会後、中森幹事長は吉川参院議員の司会登用について「来年の統一地方選や参院選に向かって盛り上げていく雰囲気にするためだった」と説明。予想を上回る党員らの参加に「党として関心を持っていただいていることを実証できた」と満足げに話した。

ただ、演説会の来場者をめぐっては、県連が党員らに参加を呼びかけていた一方、石破陣営が地元の鳥取県をはじめ中国地方から多数の動員をかけていたとされており、〝演説会効果〟がどこまで生かせるかは未知数だ。