ふるさと納税に 鈴鹿市返礼品に県外産 指摘受け見直しへ 三重

【鈴鹿】国のふるさと納税制度の見直し表明に伴い、総務省が11日に公表した返礼品見直し状況調査で、三重県鈴鹿市は牛肉、豚肉が「地場産品以外」と指摘を受けた。末松則子市長は13日、定例記者会見で「返礼品の方向性の見直しなど協議していく」との考えを示すとともに、「一方的な指摘に納得はしていないが、(継続も)企業にとって得策ではない。総務省には地元産品の定義を整えてほしい」と語った。<br><br>

指摘は「牛ロールステーキ8個入り」「和豚もちぶたロールステーキ8個入り」の2点。いずれも寄付金額1万5千円の返礼品。商品は県外の生産工場の製品だが、企業誘致で市内に工場を設立。生産ラインの整備を進めている途中で、市は「市内企業の商品だから鈴鹿産」との認識だった。<br><br>

末松市長は「鈴鹿の事業所になったという好意の返礼品。ふるさと納税の定義が決まっていない中で、枠を広げたのは総務省。狭めるときにはそれぞれの聞き取りが必要」と慎重な対応を求めるとともに、「通知の仕方など、年度末に向けて東海市長会や全国市長会で申し入れをしたい」と述べた。