定数削減、再検討求める 名張市議会が三重県議会に陳情書

名張市議会(定数18)の議員ら11人が12日、定数削減に向けた再検討を求める陳情書を三重県議会に提出した。一度は削減した定数を戻した県議会を「暴挙」と批判している。

陳情書は、市議会が今期から議員定数を2減したと紹介した上で「県議会の定数を元に戻し、過大な議員報酬を持続させたのは県民感情を逆なでする憂慮すべき事態」と指摘した。

その上で「十分に討論して決めたはずの定数削減を自ら覆す暴挙は許しがたい」と批判。任期満了(来年4月29日)に伴う次期県議選までに削減を再検討するよう求めている。

福田博行前議長らが中心となって、市議らに陳情への賛同を呼び掛けたという。福田氏が12日、県議会議事堂で前田剛志県議会議長宛ての陳情書を議会事務局の職員に手渡した。

県議会の定数増を巡っては、亀山市議会が7日、県議会が一度は削減した議員定数を元に戻したことで「1票の格差」が広がったとして、是正を求める要望書を提出している。

県議会は3月の本会議で、定数を45から51に戻す条例案を賛成多数で可決した。一方、自民党県議団などが提出した定数を45に戻す条例案が14日の本会議で採決される。