おこせ火山車の譲渡先募集 津・丸之内商店街振興組合 山車庫なく保管困難 三重

【おこせ火山車の引き取り先を募集する丸之内商店街振興組合=津市役所で】

【津】昭和52年に設立され、三重県津市丸之内の62加盟店でつくる丸之内商店街振興組合は10日、市役所での記者会見で、市内の高虎楽座や津まつりなどに使用していたおこせ火山車の譲渡先を募集する考えを発表した。

平成10年に制作以降、20年にわたって使っていたが必要分の維持費が出せず、市立体育館の山車庫がなくなったため保管が困難になり、組合は昨年から移転と譲渡を考えていた。11月3日に開く高虎楽座に出す予定はあるが、その後は未定だという。

おこせ火山車は、津城主だった藤堂高虎を正面に据え左右に張り子の猛虎と津城を模した城をのせた紙製のもので、土台を含めた大きさが高さ4・62メートル、横7・6メートル、奥の幅3・32メートル、重さ3トンある。山車の中に4台の発電機があり、光ることもできる。

丸之内商店街振興組合の三藤治喜理事長(60)は「勝手なお願いかもしれないがどこかにひきとってもらえれば」と話した。譲渡先は県内外を問わず、募集したいとしている。

来月10日まで募集を続ける。譲渡条件は譲渡先との交渉を重ねて決める予定だが、市内から近く保管できる場所があることが望ましいという。問い合わせは丸之内商店街振興組合=電話059(224)4955=へ。