伊勢の石灯籠落下事件 路線バス運転手を起訴 過失運転致死で 津地検

三重県伊勢市の県道で4月、路線バスが歩道の石灯籠と接触し、落下した上部の石に当たった歩行者男性=当時(81)=が死亡した事故で、津地検は10日、バスを運転していた三重交通(津市)の運転手男(46)=伊勢市=を自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の罪で起訴した。

起訴状などによると、男は4月14日午前9時55分ごろ、伊勢市楠部町の県道で路線バスを走行中、十分な安全確認をせずに左サイドミラーを石灯籠と接触させ、灯籠上部の石(約百キロ)を男性の頭部に落下させ頭部外傷により死亡させたとしている。

石灯籠は地元経済人らで組織した団体が伊勢神宮への信仰心を示す目的で、昭和30年ごろに伊勢市内の国道や県道沿いに設置。団体解散後は約500基が放置されていたが、事故を受けて国や県、市が全基撤去の方針を示している。